ドクターズボイス

病院からのお知らせ、診療方針や治療方法、施設や設備の紹介、コラムなど犬猫診療に関する情報です。

PAUL手術

治療の考え方は、SHO手術と同じ考え方で、肘関節の内側にかかる体重を外側へ移動させる方法です。

PAUL手術の場合は、上腕骨を骨きりして移動させるSHO手術と異なり、肘から下の骨のうち尺骨という骨のみを移動させることで、内側にかかる負荷を外側に移動する事により痛みの軽減・歩様の改善を試みる方法になります。
移動出来る幅が小さい為、この手術は、本院では今のところ変形性関節症があまり進行していない中等度のレベルの肘に対しての治療に用いています。

また、この手術に使用するインプラントが比較的小さいサイズから用意されているため、中型クラスの犬から行えるのも特徴となります。

写真 11歳 ♂ イングリッシュ・コッカースパニエル