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第66回ハワイ獣医師年次大会に参加してきました!part2

こんにちは。獣医師の小菅(こすげ)です。

11/8〜10にハワイ獣医師年次大会に参加し、常夏のハワイでリフレッシュしながら新しい知識を得ることができました!


今回は、この学会でも議題にあがった『猫の心筋症』について少しお話したいと思います。

 

心筋症って何??


心筋症とは、心筋(心臓の筋肉)が通常よりも厚くなったりもしくは薄くなったりすることで血液を上手く全身に運ぶ事ができなくなる病気です。


特に猫で最も多く見られるのが『肥大型心筋症』といって、心筋が異常に厚くなってしまうタイプです。

内側に向かって厚くなるので心臓の中が狭くなり体に十分な血液が送れなくなります。

これによって運動後疲れやすくなったり、呼吸が苦しくなってしまうことがあります。

 

実は心筋症で怖いのは呼吸の問題だけではありません。

狭くなった心臓の中で正常では起こらない『血液の乱流』がおこり、『血栓(血のかたまり)』ができてしまうことです。

これが大きくなって心臓から出て行き、全身の血流に乗っってしまう『動脈血栓塞栓症』がおこると後ろ足への血液がストップ!後ろ足に力が入らず動けなくなってしまうんです!

症状がでたらすぐに病院へ!

そして症状がなくても、、、


最新の研究では、臨床症状のない猫のうち15%の子(およそ7頭に1頭)が肥大型心筋症であると報告されています。

特に9歳以上では25%を超えるという研究結果も!

そして、肥大型心筋症の猫のうち11%の子が血栓症を併発しています。

可愛い家族(ペット)のためにできること

ずっと近くにいても隠れている病気を見つけてあげるのはなかなか難しいものです、、、

そこで、大事な猫ちゃんの『健康診断』をしてあげませんか?

当院では元気な子でも1年に1回の健康診断を推奨しています。

最近では、血液検査でも心筋症を診断できるようになりました。

猫ちゃんを飼っている方、診察室に記載の健康診断プランと一緒に心筋症検査をしてあげましょう!

 

 

実は、当院のアイドル、ホーイチくん(21歳♂)も肥大型心筋症です。

治療のため毎日頑張ってお薬を飲んで元気に過ごしています!

入院中の子の面会にいらした際には是非ホーちゃんにも会ってあげてくださいね♪

 

 

 

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