リハビリブログ Part.13 『胸椎椎間板ヘルニアの術後リハビリテーション』
2026.01.25
こんにちは。
動物看護師の矢倉です。
今回は『胸椎椎間板ヘルニアに対する術後リハビリテーション』についてご紹介します。
トイプードルの男の子、ココくんです。
ココくんは2025年9月25日に、背中の神経の圧迫を取り除くための手術(背側椎弓切除術)を行いました。
手術の翌日から、痛みや炎症を抑えるために、患部のアイシングやレーザー療法、電気刺激療法などを開始しました。
1週間で退院し、その後は週1回のペースでリハビリテーションに通っていただきました。
水中療法
術後2週間ほど経った頃から、水中トレッドミルを使った水中歩行を始めました。
最初は水に慣れていなかったため、前肢を支えに乗せて体を安定させ、後ろ足を中心に動かす練習からスタートしました。
少しずつ水に慣れ、3セット目では前肢を下ろしても歩けるようになりました。
8回目の水中歩行では、スピードを上げてもバランスを崩すことなく、しっかりと歩けるようになりました。
バランス運動
5回目のリハビリテーションから、バランス運動を取り入れました。まずは骨型のバランスディスク上に立ち、体のバランス感覚を養う練習をしました。
慣れてきた後は、より不安定なピーナッツボールを使用しましたが、揺らしても上手に姿勢を保つことができていました。
後肢負重訓練(後肢に体重をかける練習)
同じく5回目から、後肢の筋力をさらに強くするため、バランスディスクを使った体重のかけ方の練習を行いました。
キャバレッティ➕スラローム
5回目から、ポールをまたぐ運動や、コーンの間をジグザグに進む運動も行いました。
最初は低い高さから始め、様子を見ながら少しずつレベルを上げていきました。
ポールが高くなってもしっかり足を上げることができ、方向転換もスムーズにできるようになりました。
最後に
ココくんは順調に回復し、日常生活も安定してきたため、2025年11月27日をもってリハビリテーションを終了しました。
湘南かまくら動物整形外科センター
TEL:0467-73-8158
※リハビリテーションは予約制となっております。ご希望の方はお電話にてご予約ください。

