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獣医師ブログ Part:1 〜SFTSについて〜

夏のレジャーはしっかりとダニ予防を!!

皆さんこんにちは、獣医師の市村です。

暑い夏が始まりました。ワンちゃん達を連れて川や海なんかに行くのも楽しみですね。

今回はSFTS「重症熱性血小板減少症候群」というものについて少しお話ししようと思います。

重症熱性血小板減少症候群とはSFTSウイルスによる感染症のことです。ウイルスを持ったマダニに咬まれる事で感染し、発症すれば、発熱、消化器症状を伴い、重症化すると命に関わる事もある恐ろしい病気です。致死率は15〜25%と、流行しているコロナウイルスの致死率が3%程度なのと比べると非常に危険な感染症と言えます。

これは動物にも感染します。動物から動物へも移ります。注目すべきは、なんと発症してしまった犬や猫の血液や体液に触れることでヒトに感染する可能性があるということです!動物が感染すると、ヒト同様に発熱、血小板減少が起こります。

現在関東では発生は稀となっていますが、西日本を中心に発生が確認されてます。関東でも山や川などのレジャーの際にダニに咬まれる危険はたくさんあります。

感染しないためには…とにかくマダニに咬まれないようにする事です!

ワンちゃん猫ちゃんはダニの予防を確実に実施しましょう。今からでも間に合います。首につけるスポットタイプや、食べるチュアブルタイプなどがありますのでご相談下さい。

もちろん、我々自身も自然が多い場所に行く時は服装には注意しましょう。

マダニはSFTSだけでなく様々な病気も媒介します。もしマダニがワンちゃん猫ちゃんに付いているのを見つけても無理に引き抜こうとせずそのまま病院に連れてきて下さい。

猛暑が続いてます。熱中症にも十分気をつけて、ワンちゃん猫ちゃんと楽しい夏休みをお過ごし下さい。

獣医師 市村桂子

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