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マイクロチップに関するお知らせ

 

こんにちは。看護師の佐藤です。

ご存知の方もいるかと思いますが、6月から「ブリーダーやペットショップ等で販売される犬や猫について、マイクロチップの装着が義務化」されます。「6月以降、新たにブリーダーやペットショップからワンちゃん・ネコちゃんを迎え入れる場合、すでにマイクロチップが入っている」ということになります。

すでにワンちゃん・ネコちゃんがいて、マイクロチップを装着されていない方に関しては、「努力義務」という形で『出来る限り装着』することをお願いしております。

ワンちゃん・ネコちゃんが迷子になってしまった時や、災害時に家族の元を離れてしまった時など、飼い主様の元に帰るために必要な情報が入った「名札」の代わりになります。2011年の東日本大震災の時にも、多くの迷子犬・迷子猫が発生しましたが、マイクロチップを入れていたことで飼い主様の元に帰ることができた子もいたそうです。

・未装着の犬の帰還率:21.9%  ・装着の犬の帰還率:52.2%    約2.3倍

・未装着の猫の帰還率:1.8%   ・装着の猫の帰還率:38.5%    約21.3倍

【参考】AVMA FAQ(米国獣医師学会HP)

海外のデータですが、マイクロチップを装着している犬・猫で、どちらも帰還率が高くなっています。ただし、登録情報が正しくないと、飼い主様の元には帰れなくなってしまいます。マイクロチップを装着している犬・猫でも、帰還率が高くないのは、登録情報に不備があったり、登録情報がブリーダーやペットショップのままになっていたりすることも原因とされています。

現在、皆様のもとにいるワンちゃん・ネコちゃんは、マイクロチップの装着は済んでいますか? また正しく登録はされていますか?

 

 

6月以降、マイクロチップのデータ管理は「環境省」が行います。現在マイクロチップを装着しており、「Fam / JKC / AIPO  など」民間の登録団体に登録をしている方は、環境省のデータベースにも登録することをおすすめしております。 5月31日までに「移行登録サイト」で手続きをすれば、”無料”で登録できます。(6月以降に登録・変更する場合は手数料がかかります。詳しくは環境省ホームページをご確認ください。)

環境省 犬と猫のマイクロチップ登録情報に関するQ&A

 

この機会に、ワンちゃんのネコちゃんのマイクロチップ情報の確認をお願い致します。「装着しているけど番号が分からない・装着しているかどうか分からない」場合は、当院にあるマイクロチップリーダー(専用読み取り機)で確認することもできます。お気軽にお問い合わせください。

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